PDFにページ番号を追加する方法 — 無料・ブラウザ完結
複数の資料を結合したPDFや、ページ番号なしで作成されたPDFに後からページ番号を追加したい場面があります。提出書類・報告書・契約書などで求められることが多いです。
ページ番号が必要な場面
- 提出書類: 申請書・報告書など、役所や取引先への提出時にページ番号を求められることがある
- 報告書・提案書: 目次と対応させるためにページ番号が必要
- 契約書: ページ差し替えを防ぐため、総ページ数入り(「1/10」形式)で管理するケースがある
- 複数資料の結合後: 別々に作成した資料を結合した後、通し番号を振り直したい
ページ番号の位置と書式
位置の選び方
| 位置 | 適した用途 |
|---|---|
| フッター中央 | 一般的な文書・報告書。最も一般的な配置 |
| フッター右下 | 余白が少ない文書・ビジネス文書 |
| フッター左下 | 見開き印刷(左右ページで対称にしたい場合) |
| ヘッダー右上 | フッターに既存の情報がある場合 |
書式の選び方
- 「1」「2」「3」形式: シンプルで最も一般的
- 「1/10」「2/10」形式: 総ページ数が分かるため、抜けページの確認に便利。契約書・提出書類に多い
- 「Page 1」形式: 英語文書・国際的な書類に
開始番号の設定
結合した複数の資料のうち、表紙や目次を1・2ページとしてカウントしたくない場合があります。ページ番号の「開始番号」を設定できるツールを使えば、本文を1ページから始めることが可能です。
StayPDF ページ番号ツールの使い方
StayPDFのページ番号ツールはブラウザ内だけで処理が完結します。機密文書にも安心して使えます。
- ページ番号ツールを開いてPDFをドロップまたは選択
- 位置(フッター中央・右下・左下・ヘッダー右上等)を選択
- 書式(数字のみ / x/総ページ数 形式)と開始番号を設定
- フォントサイズ・色を好みに合わせて調整
- 「ダウンロード」でページ番号入りPDFを保存
既存のページ番号との干渉に注意
すでにページ番号が印字されているPDFに追加すると、番号が二重になります。PDFの内部構造としてのページ番号はツールで除去できますが、文書コンテンツとして印刷されたページ番号は除去が困難です。
また、フッターやヘッダーにすでに会社名・日付などの情報が入っている場合は、ページ番号の位置がそれらと重ならないよう注意が必要です。
目次ページとの整合性
ページ番号を後から振ると、文書冒頭の目次に書かれた「P.5 第2章」のような記載と実際のページがずれてしまう場合があります。トラブルを避けるには次の順序で作業すると確実です。
- 先にページ整理ツールで並び順・削除を確定させる
- 本文の章立てが固まってからページ番号を振る
- 振り終わったPDFを見ながら目次の数字を更新する
表紙・目次を1ページ目としたくない場合は、開始番号を「1」にして「3ページ目から番号を振る」設定にすると、本文先頭から自然に1が始まります。
両面印刷時のページ番号配置
製本や両面印刷を前提とする場合、ページ番号は奇数ページは右下・偶数ページは左下に振るのが書籍の慣習です。見開きで開いたときに、外側(小口側)に番号が来るためページが探しやすくなります。
StayPDFのページ番号ツールでは「中央配置」を選ぶのが最も無難です。左右で配置を変えたい場合は、奇数ページと偶数ページを別々のPDFに分割してから個別に番号を振り、最後に結合で1ファイルに戻す方法が使えます。
商業印刷向けのノンブル指定
印刷会社に入稿する場合、ページ番号は「ノンブル」と呼ばれる業界用語で扱われます。指定にはいくつか慣例があります。
- 隠しノンブル: 化粧裁ち(ふちを切り落とす製本)でも見えるよう、ページ端から十分な内側に配置します。多くの場合、紙端から10mm以上内側が安全圏です。
- 柱(はしら): ページ番号と一緒に章タイトルや書名を入れる装飾。書籍では柱とノンブルをセットで配置することが多いです。
- 前付・本文・後付: 書籍では前付(目次・序文)にローマ数字、本文以降にアラビア数字を使い分ける慣習があります。一般文書ではあまり気にしなくて大丈夫です。
商業印刷の入稿では印刷会社の指示書を最優先にしてください。フォント・サイズ・位置の指定が細かく決まっているケースが多いです。
既存のページ番号がある場合の扱い
読み込んだPDFにすでにページ番号が印字されている場合、StayPDFのページ番号ツールはその上から新しい番号を重ねて配置します。古い番号の表記が気に入らないときは、次のいずれかで対応します。
- 位置をずらす: 既存番号がフッター中央にあるなら、新しい番号はヘッダー右上に配置するなどして干渉を避ける
- 白い四角で隠す: テキスト追加ツールで白塗りの四角を上に重ね、その上に新しい番号を振る(簡易マスキング)
- 元ファイルを作り直す: 元のWord/PowerPointが手元にあるなら、そちらでページ番号を消してからPDF化するほうが確実です
なお、印刷物として印字された画像PDFのページ番号を完全に除去するのは技術的に困難です。提出先がページ番号の二重記載を許容してくれるかを事前に確認すると無難です。
まとめ
PDFへのページ番号追加は、提出書類や報告書のまとめに欠かせない操作です。フッター中央・右下が定番の配置で、「1/10」形式は総ページ数が一目で分かるため契約書や提出書類に向いています。
既存のページ番号との干渉と位置の重なりには注意が必要です。StayPDFのページ番号ツールなら位置・書式・開始番号を細かく設定しながら、ファイルを外部に送らずに安全に処理できます。