PDFに署名を入れる方法 — 手書き・画像・ブラウザ完結
紙への押印・サインの文化が根強い日本でも、PDFへの電子署名はビジネスで広く使われるようになりました。契約書の確認サイン、社内申請書への承認印——目的に応じた方法を選ぶことが重要です。
電子署名と電子サインの違い
まず用語を整理します。
- 電子署名: 電子署名法に基づく法的効力を持つ署名。公開鍵基盤(PKI)を使い、改ざん検知と本人確認を技術的に担保します。契約書など法的拘束力が必要な文書に使います(Adobe Sign、DocuSign等)。
- 電子サイン: PDFに視覚的に署名画像を埋め込むだけのもの。法的効力は弱いですが、社内書類・確認書・簡易な合意書には十分なケースが多いです。
日常的な用途(議事録への確認サイン、社内申請書への記入など)は電子サインで十分です。法的効力が必要な契約書には電子署名サービスを使いましょう。
署名の3つの方式
方式1: 手書きサイン(マウス・タッチ操作)
ブラウザ上のキャンバスにマウスや指でサインを書く方法です。直感的に使えて、自分らしいサインをそのまま反映できます。タブレットやスマホのタッチ操作なら特に書きやすいです。
方式2: 署名画像をアップロード
紙にサインして写真・スキャンした画像をアップロードする方法です。より本物らしい署名を残したい場合に適しています。
透過PNG保存のコツ: 白い紙にサインした場合、背景の白が邪魔になります。スキャン後に画像編集ソフト(Photoshop、GIMP等)で背景を透過にしてPNG保存すると、PDFへの貼り付け時に自然に仕上がります。スマホアプリなら「Background Eraser」などが手軽です。
方式3: テキスト署名
名前をテキストとして入力し、フォントを変えてサイン風に見せる方式です。手書きの準備が不要でスピーディーですが、見た目の本人らしさは低くなります。
StayPDF 署名ツールの使い方
StayPDFの署名ツールは、ファイルを外部サーバーに送信せずにブラウザ内だけで処理します。手書き・画像アップロード・テキストの3方式すべてに対応しています。
- 署名ツールを開いてPDFをドロップまたは選択
- 署名の方式(手書き/画像/テキスト)を選択して署名を作成
- ページ上の任意の位置にドラッグして配置、サイズを調整
- 「保存」ボタンでダウンロード
ドラッグ&ドロップで位置を自由に調整できるため、既存の署名欄にぴったり合わせることができます。
Adobe Sign との比較
| 比較項目 | StayPDF署名ツール | Adobe Sign |
|---|---|---|
| 料金 | 無料 | 月額1,518円〜 |
| ファイル送信 | なし(ブラウザ完結) | Adobeサーバーへ送信 |
| 法的電子署名 | 非対応 | 対応 |
| 複数人への署名依頼 | 非対応 | 対応 |
| 適した用途 | 社内書類・簡易なサイン | 法的効力が必要な契約書 |
法的効力について
日本では電子署名法(2001年施行)により、一定の要件を満たす電子署名に手書き署名と同等の法的効力が認められています。ただし画像を貼り付けただけの電子サインはこの要件を満たしません。法的効力が必要な契約や重要書類にはAdobe SignやDocuSignなどの認定電子署名サービスを利用してください。
まとめ
PDFへの署名は用途によって手法を選ぶことが重要です。社内書類・簡易な確認サインなら無料のブラウザツールで十分対応できます。法的拘束力が必要な契約書には認定電子署名サービスを利用してください。
機密性の高い文書に署名を追加する場合は、StayPDFの署名ツールのようにファイルがサーバーに送信されないツールを選ぶと安全です。